堺財経電算合同会社
中小企業のデータ/AI活用・経営コンサルティング、アプリ開発

お問い合わせ

生成AIの顧客対応への活用技術について、特許を取得しました。

ChatGPTを始めとしたチャットボット型生成AIの活用方法について、特許権を取得しました。

この技術により、回答が安定しない生成AIであっても、有能な顧客対応チャットボットとして活用して素早くチャットボットを構築することができます。

本技術の活用に関するお問い合わせは、当社お問い合わせフォームよりご連絡ください。

番号 特許第7370115号
発明の名称 回答装置及び回答方法
特許権者 堺財経電算合同会社
発明者 堺 康行

特許技術の概要

WEBページなどに設置する顧客対応チャットボットとしてテキスト生成AIを活用する手法です。生成AIを顧客との直接対話機ではなく、質問の種類判定機として活用します。この工夫より、そのサイトについて十分な専門知識を持つチャットボットを素早く構築することができます。

課題認識

生成AIは、まるで人間のように様々な問いかけに対して応答が可能です。この特性を利用して、ホームページ上などでの顧客対応の自動化への応用が期待されます。

しかしながら応答内容には、生成AIの種類によっては事実ではない内容が含まれる情報がやや古い自社のイメージを棄損する内容を返答する可能性を排除できない、といった課題があります。

こういった課題があることから、LP等において生成AI(チャットボットAI)に直接顧客対応させるという活用方法は、2023年12月初旬現在においては現実的ではありません。

課題解決のアプローチ

そこで本技術では、顧客の入力に対して生成AIに直接回答させるのではなく、質問の種類を生成AIに判定させ、判定結果に基づいてあらかじめ担当者が準備した回答を返すプロセスにより、課題解決します。

具体的なフローを以下に示します。

フロー図①
フロー図

フロー図②
サイトの訪問者が、そのサイトのプロダクトに関する質問を入力
質問内容をアプリケーションサーバーに転送
あらかじめ登録してある質問カテゴリ(例えば「機能」、「対応デバイス」、「価格」、「トライアル」、など)と、対応する回答内容をデータベースサーバーから取得
登録カテゴリのうちどのカテゴリに当てはまるか?またはどれにも当てはまらないか?を生成AIに問う。
※負荷低減・回答正確性の観点から英語で問う。
※無意味な雑談等のカテゴリも用意することで、コミュニケーションレベル向上が可能。
回答されたカテゴリに対応する回答(担当者があらかじめ用意してある内容)をサイトの訪問者に返す。

特許証(写)
特許証

本技術の活用に関するお問い合わせは、当社お問い合わせフォームよりご連絡ください。